2023年1月6日
昨年までの司法書士試験・土地家屋調査士試験は、「縦5cm×横5cmの平方形」という 他の証明写真ではお目にかからない特殊サイズだったのですがパスポートサイズ(縦4.5×横3.5cm)に変更になりました
理由としては、各省庁管轄の身分証明書(パスポート、運転免許証など)や採用試験、検定試験、資格試験等で使用する公的手続きの証明写真のサイズを調査したところ、58の手続のうち14種類もありました。
14種類も分かれていることについて特に理由がなくバラバラだったので行政改革の一環として公的手続きの証明写真のサイズを
・運転免許証サイズ(縦3×横2.4cm) ・履歴書サイズ(縦4×センチ、横3cm) ・パスポートサイズ(縦4.5×横3.5cm) ・大型サイズ(縦6×横4cm)
の4種類に統合したという背景があります。 その他に撮影時期についても6種類に分かれていて58の手続のうち46の手続きが「6ヶ月以内」のため3ヶ月以内など短い期間だったものは6ヶ月に統一されてます。
今までは測量士補試験(調査士志望者の多くの方が受験)と土地家屋調査士試験とを同一年度に受験する際に
・測量士補試験 → 4.5×3.5 ・土地家屋調査士試験 → 5.0×5.0
と必要なサイズにあわせて、写真を撮る手間やコストがかかっていました。 証明写真も安いものではないので良い流れかなと思います。 (写真のサイズ一つでも省庁間でバラバラなのが縦割り行政と言われてしまう所以でしょうね・・・)