現在の職種 | 司法書士 |
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趣味 | 音楽LIVE観戦、ミステリー小説、美術館巡り* |
平成28年 司法書士試験合格
大学受験や就職活動では流されるままに安易な方を選んで逃げてばかりの人生だったので、1度ぐらい何かに挑戦してみようと思い、資格試験を受けてみました。
10年以上、同じ会社のスーパーで勤務していました。商品の陳列作業、レジ打ち業務、発注作業など立ち仕事が中心で、清算手続など若干の事務作業はあるものの、肉体労働の経験しかありませんでした。
求人広告や登録した人材紹介会社の紹介で探してました。司法書士業界は、他の業界と比べて求人情報の発信が不足していて業界未経験者にとって、どんな所なのか分かりにくかったです。
東京司法書士会で掲載されていた求人で見つけました。説明会、見学会を行っている事務所を見たのは初めてで求人に本腰を入れており、業務風景を見学させることができるのは事務所の仕事に自信があるのだと関心を持ちました。
司法書士実務はおろか、スーツを着て仕事したことも、デスクワークの経験も無かったので、全くイメージが沸かずに正直言って不安でした。
全くの異業種であることに加えて、想像以上に細かい仕事の連続で最初は戸惑いが多かったです。急がば回れではありませんが焦らずじっくり成長させる環境であり、周りのメンバーにフォローしてもらい支えられました。
金融機関での抵当権設定書類預かり、役所での証明書申請など登記に必要な書類を集めたり、登記完了後の権利書を返却する作業を中心に業務に携わっていました。司法書士登録をした後では不動産決済の立会業務を経験しています。
最初は書類の意味すらよく分からなかったのですが、業務を経験することで、それまで点だったものが線で繋がった時は面白いです。また、設定書類の預かりや決済立会などで自分が係わった案件の登記が完了して登記簿に反映された時は達成感があり、やりがいを感じます。
革靴を履いて仕事することからして初めての経験のため、初日から靴擦れで足を痛めたのに始まり、体力面以外は困難の連続で大変なことだらけです。それでも、分からないことは周りの仲間が丁寧に教えてくれますし、ミスをした場合でも次に繰り返さないための工夫の仕方など事細かに指導してくれたので何とかやっていけてます。
チームワークを重視している点が強みです。一人でできることには限界がありますし、経験豊富な先輩方がいるので何か困ったことがあった場合でも直ぐ近くに相談できることは強みであると感じます。風通しが良いので新人でも意見を言いやすく、提案したことを聞き入れてもらえる土俵があります。
司法書士業務はミスが許されず、責任が重い仕事なので業務に対しては厳しいです。ですが、単に仕事を指示するだけでなく、一つ一つの作業をする理由・目的など背景にある考え方を説明してくれてフォローがしっかりなされてます。また、業務が立て込んで忙しくなった時などには、冗談を飛ばして、場を和ますことで周囲がリラックスして仕事ができる環境を作ろうと配慮してくれてます。
新人さんにはアイビーの理念や考え方、ビジナスマナー、業務マニュアルが掲載された「アイビーの教科書」を配布しており、業界未経験者でも仕事の基本的なルールを読むことで学べます。事務所の雰囲気は、定期的にブログを更新しているので読んでいただくと伝わるかと思います。また、事務所説明会を定期的に実施しているので実際に足を運んで参加することで疑問点を解消してみるといいと思います。
9:00~ | 出勤・掃除・朝礼 |
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9:15~ | 書類の最終確認をして、決済場所の銀行に移動 |
10:00~11:00 | 銀行で不動産決済に立会 |
12:00~ | 休憩 |
13:00~14:00 | 銀行で抵当権設定書類の預かり |
14:00~ | 登記申請・事務所内で書類の整理 |
16:00~17:00 | 申請書類の郵送手続き |
17:00~ | 翌日の準備 |
18:00 | 退社 |